動詞の原形
定動詞の後ろに主述の関係を持つものが来る場合、その述語に当たるものが動詞の原形で現れるものがあります。大きくは使役と知覚の2パターンです。
He won’t let anyone enter the room.
彼は誰も部屋に入れようとしない。
このletは、原形不定詞を取る使役動詞です。ここではanyoneがenterの動作主となっています。使役を表す動詞には、後ろに動詞の原形ではなく、to不定詞をとるものもあります。私は高校時代、「ハムレットの焦げ付き」と習いました。つまり、have, make, letは原型不定詞、cause, getはto不定詞ということです。他にもいろいろ覚え方はあるようですが。
知覚動詞は、see, hearといった動詞に加えて、look at, listen toのように前置詞を取る動詞も使われます。また、feelも用いられます。
I saw him dance on the floor.
私は彼がフロアで踊るのを見た。
She listened to them sing in English.
彼女は彼らが英語で歌うのを聞いた。
前回取り上げた現在分詞を使った形との違いとしては、現在分詞を使った場合は進行中であるその動作の一部、不定詞を使った場合はその動作の全体を見たり聞いたりしたと理解しておけばよいでしょう。




