名詞を意識する際に、その前にある冠詞や形容詞も含めてひと固まりで捉えると文の構造が見やすくなることを述べました。ただし、名詞の中には、形容詞が必ず後ろに着くものがあります。something, anything, nothing, someone, anyoneなどです。
something good「何かよいもの」
someone special「誰か特別な人」
実は、英語は名詞を説明するものは後ろに来るのがデフォルトと考えた方がよいのです。形容詞などが名詞の前に着く方が、例外的なパターンと思ってよいでしょう。どうしてもその例外的なパターンの方が単純で簡単なため、そちらから先に学ぶことになってしまいます。しかし、形容詞要素の部分で紹介する、関係節、to不定詞、現在分詞、過去分詞などが名詞を後ろから修飾する例を見ていくと、something goodのような形が英語の標準的な順序であるように思えてくるはずです。
なお、形容詞の後にさらにto不定詞をつけることもあります。
I have something good to tell you.「あなたに伝えたい、いいことがある」
さて、名詞は主語になることができるということですが、動詞を主語にすることもできます。もちろん、そのままではできません。動詞を、名詞の働きを持つ形に変えて作ったフレーズを、名詞句といいます。動詞を名詞の形にしたものについては別途、見ていきます。




