述語動詞句の後に主述の関係を含む構文3

・to不定詞

I cannot allow you to behave like that.
私はあなたがそのようなことをするのを許すことはできない。

「許す」の目的語は「あなた」ですが、そのあとのto不定詞は「あなた」の動作となります。あえて「あなた」が目的語であることを意識すると、「私はあなたを(そんなことをするのを)許すことはできない」となるでしょうが、そんなことをする動作主はあなたですから、「あなたがそんなことをする」全体が許すの目的語のようになります。

 さて、このタイプのものは、定動詞の後の主述関係をthat節で書き換えることができるものと、できないものとがあります。例えばthinkを使った場合は、以下のような書き換えが可能です。

I think him to be honest.彼は正直だと思う。
I think that he is honest.彼は正直だと思う。

 一般的に、that節を使った場合はより客観的な認識を表すそうです。つまり、後者は、「彼が正直だ」という証拠や証言をもとに発言しているというニュアンスです。

 最初のallowを使った例文は、that節に書き換えることはできません。他にも、enable(可能にする)、forbid(禁じる)、like、wantなどが書き換えられないグループとなります。

I want you to come soon.すぐに来てほしい。
*I want that you will come soon.(*は非文を表す)

 次の例文は、「wait for」が裸の名詞を取る他動詞のような働きをしています。ちなみに、前置詞forは学校で習うところの「to不定詞の意味上の主語」を表すこともあります。このことについては追って触れたいと思います。

I will wait for you to come.あなたが来るのをお待ちしています。

述語動詞句の後にitを含む主述関係が現れる文

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