ポイントはto不定詞の形になっても、動詞が後ろに決まった数の裸の名詞をとることができる性質は変わらないということ。例えば「to give」とあったら、この「give」は裸の名詞を2つとる可能性があるということです。このように、to不定詞と結びついている範囲がどこまでかを意識することが(慣れないうちは)大事になると思います。
また、to不定詞の3つの用法ということがよく言われますが、それはすなわち、英語の文の中に大きく3つの要素があり、to不定詞はそのどれにもなれますよ、ということです。いわゆるそれが、名詞的要素、形容詞的要素、副詞的要素です。個人的には、その見分けをどうしてもしなければならないとは思いません。要は、意味を正確に理解できればよいのです。
そこで、to不定詞を日本語に訳す際に、まず「~するの」と、「の」をつけて考えてみることを提案します。もちろん、慣れればそんなプロセスはいらなくなります。
例として、
I plan to give her a gift.
彼女にプレゼントを渡すのを計画している。
He went there to meet them.
彼は彼らに会うのにそこに行った。→彼は彼らに会いにそこに行った。
I am glad to see you.
あなたに会うのうれしいです。→あなたに会えてうれしいです。
I made a decision to quit my company.
会社を辞めるの決断をした。→会社を辞める決断をした。
She was the first woman to become president.
彼女は社長になったの最初の女性だった。→彼女は社長になった最初の女性だった。
I want something to drink.
何か飲むのが欲しい。→何か飲むものが欲しい。
最後の例は形容詞的用法といわれるものですが、この用法のポイントは、to不定詞句(ここではto drink)に欠けている名詞(ここではdrinkの目的語)があり、その名詞がtoの前に来ているということです。この点はあらためて確認したいと思います。




