名詞を後ろから修飾する形容詞要素について、まとめてみました。形容詞が後ろから修飾する例については前に述べたので割愛します。また、to不定詞も重要な形容詞要素ですが、章を改めて考えたいと思います。
例文は、可能な限り、主語を修飾しているものにしました。下線が引いてあるのが形容詞要素、イタリック(斜体)になっているのは述語動詞句(定動詞のみのものもあります)です。定動詞はあくまでも形容詞要素の前にある名詞と対応していることに注目してください。
現在分詞
The man standing over there is Tom.
あそこに立っている男性がトムです。
※現在分詞は修飾する名詞がその動詞の主語に当たる場合に用います。
過去分詞
The audience excited at the game shouted loudly.
試合に興奮した観客が大声で叫んだ。
※過去分詞は修飾する名詞がその動詞の目的語である場合に用います。この例では、exciteが興奮させる物を主語とし、興奮する人を目的語とする動詞なので(このような動詞を「物→人」動詞と私は呼んでいます)、audienceを修飾する場合は過去分詞になります。
前置詞句
The girl in a red dress is my sister.
赤い服を着た女性が私の姉です。
The book with a red cover is mine.
表紙が赤い本は僕のです。
※日本語では前置詞句のイメージがあまり沸かないであろう文にしてみました。
関係詞
The river which flows through London is called the Thames.
ロンドンを流れる河はテムズと呼ばれる。
The book (which) you are looking for is in the drawer.
君が探している本は引き出しの中にある。
The man whose name I always forget is coming to my party.
名前をいつも忘れてしまう男性がパーティーにやってくる。
※最初は、修飾する名詞(「主要部」といいます。英語では一般的に先行詞といいますが、これは英語が主要部先行型であることを示しています)が関係節の中の動詞に対して主語に当たるものです。この場合、関係代名詞(ここではwhich)を省略することはできません。
※2番目の例文は主要部が関係節中の前置詞の目的語(この用語については思うところがありますが、今はこのままにしておきます)に当たります。関係代名詞を省略することができます。また詳しく触れたいと思います。
※最後の例は、主要部が関係節中の所有格に当たるもので、やはりこれも後日詳しく取り上げたいと思います。→whoseについて
同格のthat節
The fact that man cannot live without food is undeniable.
人は食べ物なしでは生きられないという事実は否定できない。
※これを修飾関係の例として捉えるかどうかは微妙ですが、ここにあげておきます。いろいろなthatについてもまた機会を見て触れたいと思います。→thatの使い方




