英語で「動詞」といった場合、いわゆる1つの文を形成するのに必要な動詞と、そうでない動詞とが混同されてしまうことが多くあります。文を形成するのに必要な動詞のことを、定動詞とよばれることもあります。定動詞とは、主語の人称・数や時制などによって、形が「定」まる「動詞」です(「形が一定」という意味ではなく、むしろ逆なので注意が必要です)。つまり、定動詞は必ず「主語」を必要とします。英語の場合、その「主語」が明示的に必須となります。この点が、英語における主語の特異性を物語っています(定動詞について補足したページもご参照ください)。
文を形成するのに必要な定動詞ですが、ここでは、定動詞を含む、述語となる動詞のまとまりを、主語名詞句に対して「述語動詞句」とよぶことにしています。一つの文には、必ず主語名詞句と述語動詞句があるのです。述語動詞句を見つけることが、文を理解するのに大事であることを知っていただきたいと思います。
ちなみに、英文法でよく出てくる「節」とは何か、という説明で、「S+Vの形を持つもの」といわれますが、要は述語動詞句を含むものを言います。だから、述語動詞句を理解しなければ、節も理解できないことになります。述語動詞を見分けることの大切さは、今後の説明の中でもくり返し触れていきたいと思います。
述語動詞句の中心は動詞です。英語における動詞の性質を理解することが次に重要になります。動詞は、「後ろに何を持つか」という点がポイントです。
述語動詞句の形については、次にまとめています。→述語動詞句の形1 、述語動詞句の形2




