品詞について

 英文法を学ぶ際に、よく「品詞の区別が大事」と書かれてあることがあります。

 しかし、英語においては、一つの単語がいろいろな品詞として使われることが多いのです。例えば、以下を見てみましょう。

study 名詞「勉強」、動詞「勉強する」
hand 名詞「手」、動詞「手渡す」
break 名詞「中止」、動詞「壊れる、壊す」
open 形容詞「開いている」、動詞「開く」

 日本語の場合、「勉強」という名詞はそのまま動詞にはなりません。動詞にするには、「勉強する」という形にする必要があります。つまり、名詞と動詞とは形が違うので、語そのものを品詞に分ける意味があります。

 しかし英語は、語そのものを見ても品詞は判断できません。openは形容詞か動詞か、という問いは無意味なのです。英語では、その語が文の中でどのような品詞として使われるかということに意味があります。むしろ、それが分からなければ、英文の正しい解釈はできません。

 つまり、英語において品詞を見分けるということは、文の中でどの品詞として使われているかを見分けることに他なりません。この点をまずは理解しておく必要があると思います。

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